ひねくれ続けたクルーと私

投稿日時:2013/10/13  カテゴリー名:エピソード

昔、昔、 とんでもなく ひねくれているアルバイトが おりました。 一年浪人して 大学に入ったばかりの 男性でした。 レストランで働くことは 初めてだと言っていました。 私は初歩から サービスを身をもって 教えました。 私が伝えるサービスは いかにお客様に楽しんでいただくか、 CAPANNAをお選びいただいた 感謝の気持ちを持って、 全ての行動や言動に 歓待精神を込めることを 大切にしておりました。 彼は、私が一つ見本を見せるごとに 「何で、そこまでするんですか?」 と、ことあるごとに疑問を持ちながら、 嫌々、私を見習いました。 そうするべき意味を ことあるごとに伝えても 「何で、そんなことまで…

心は尽くしても申し訳なさ過ぎる初めてのウエディング

投稿日時:2013/10/12  カテゴリー名:エピソード

およそ20年前 CAPANNAは行列を つくり始めていました。 CAPANNAという店名も 少しは地域の方々に 知られるようになりました。 そんな時期に 「どうしてもCAPANNAで ウエディングをしたい」 というご希望のゲストが いらっしゃいました。 今では 挙式・披露宴や パーティーウエディング ウエディング2次会パーティー をしっかりとした内容で お喜びいただいている CAPANNAですが、 当時はCAPANNAで ウエディングなど 考えたこともない時期でした。 ウエディングに 必要なアイテムも皆無で 最初は丁重にお断りしました。 それでも、そのゲストは CAPANNAに思い入れを 持っ…

小さなディズニーランドを目指して

投稿日時:2013/10/05  カテゴリー名:ブログ

ディズニーランドを 引き合いに出すのは おこがましいですが、 私はディズニーのような メルヘンな異次元をつくりたいのでは ありません。 ディズニーランドのゲートをくぐれば 別世界に来たかのような錯覚に 皆さん陥ることと思います。 私は、その部分にこだわり続けて いるのです。 誰でも、リゾート地を訪れれば いろいろなことも忘れて 気分も開放的に 心もゆったり、のんびりに なると思います。 CAPANNAの窓の外には 美しい夜景も、ビーチも ありません。 だからこそ、店内に リゾートをつくり込むのです。 ヤシの木でいっぱいの ホールやウッドデッキテラス。 夜にはヤシの木には たくさんのイルミネーシ…

ありえない!4回連続でご迷惑をお掛けしたゲスト

投稿日時:2013/09/27  カテゴリー名:エピソード

まだまだチームのオペレーションが ベストではなかった頃の とんでもない失態の連続でした。 当時、およそ40代くらいのご夫婦 だったかと記憶しております。 店内は満席。まだまだ不慣れな クルーも多く、お料理のご提供も サービスも、全く、いき届いては いませんでした。 ご夫婦はボトルワインと共に アンティパストから ゆっくりと食事をお楽しみになるような 感じに見受けました。 1度目の失態は サービスクルーのオーダーミスでした。 多分、オーダーの復唱を怠ったのでしょう。 ご夫婦のオーダーしていない料理が 提供されました。 およそ、初めてのご来店のようでした。 ワインと会話を楽しまれていたところに 水…

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