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天然ボケでも、にくめなかったクルー

投稿日時:2013/12/04  カテゴリー名:エピソード

現在二十歳の方が 生まれた頃にいた アルバイトクルーの話です。 振り返っても 正常な女性だったと思います。 鼻が悪いのか 常に想像以上に口を開けていました。 半開きのレベルではなく あたかも池の鯉が エサを求めるかのように、 やや大きめに口が空きっぱなしでした。 私は 「お客様への第一印象が あまり良くないから なるべく口を閉じるか もう少し小さく開けるかにした方がいいよ」 と伝えても、大きく口を開くことが 直せませんでした。 一見、間抜け面に見える程でした。 もし、この人間を殺すとしたら、 口だけを塞げば即死してしまう程でした。 当時のユニフォームは 女性はロングフレアのスカートでした。 そ…

おそるべしマイペース。だったクルー

投稿日時:2013/11/09  カテゴリー名:エピソード

ある日 私の面接ではない女性が ホールのアルバイトクルーとして 入社してきました。 とても、ほんわかした雰囲気で とても、マイペースでした。 多忙時には、 すぐに慌てふためくタイプでした。 私と初めてホールで働いた日に 彼女はとても一生懸命に 頑張っていましたが、 心ない配膳でした。 彼女を呼び止めて 「サービスはね、配膳作業じゃない。 君の仕事はお客様に心が向いてない。 サービスは、おもてなしの心だよ。」 と私は言いました。 彼女は泣き出しました。 自分では頑張っているつもりなのですから ショックだったのだと思います。 彼女は何か仕事を抱えていると 他が目に入らない状態でした。 私は、お客様…

ひねくれ続けたクルーと私

投稿日時:2013/10/13  カテゴリー名:エピソード

昔、昔、 とんでもなく ひねくれているアルバイトが おりました。 一年浪人して 大学に入ったばかりの 男性でした。 レストランで働くことは 初めてだと言っていました。 私は初歩から サービスを身をもって 教えました。 私が伝えるサービスは いかにお客様に楽しんでいただくか、 CAPANNAをお選びいただいた 感謝の気持ちを持って、 全ての行動や言動に 歓待精神を込めることを 大切にしておりました。 彼は、私が一つ見本を見せるごとに 「何で、そこまでするんですか?」 と、ことあるごとに疑問を持ちながら、 嫌々、私を見習いました。 そうするべき意味を ことあるごとに伝えても 「何で、そんなことまで…

心は尽くしても申し訳なさ過ぎる初めてのウエディング

投稿日時:2013/10/12  カテゴリー名:エピソード

およそ20年前 CAPANNAは行列を つくり始めていました。 CAPANNAという店名も 少しは地域の方々に 知られるようになりました。 そんな時期に 「どうしてもCAPANNAで ウエディングをしたい」 というご希望のゲストが いらっしゃいました。 今では 挙式・披露宴や パーティーウエディング ウエディング2次会パーティー をしっかりとした内容で お喜びいただいている CAPANNAですが、 当時はCAPANNAで ウエディングなど 考えたこともない時期でした。 ウエディングに 必要なアイテムも皆無で 最初は丁重にお断りしました。 それでも、そのゲストは CAPANNAに思い入れを 持っ…

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