2015年はCAPANNA25周年
投稿日時:2015/03/10 カテゴリー名:ブログ
23歳半で起業して、もう25年です
いろいろなことがありました。
飛び上がるほどに嬉しいことも、
打ちのめされるほどに辛いことも。
中小企業庁のリサーチでは
起業して25年を迎えられるのは、
全体の0.2%だそうです。
起業当初はとにかく食の楽しさを追い求めて
私はサービスプロデューサーであり、
シェフであり、バーテンダーであり、
バリスタです。
経営者でありながら、
メニューやパンフレットやポスター等の
印刷物の企画・デザイン・制作もしております。
それらを駆使して、
お客様の貴重な食の時間の中で
どれだけ多くの楽しさや和みを
ご提供できるか、にこだわり続けてきました。
起業3年目からはお祝いの幸福感を追い求めて
もちろん、ここにしかない料理やサービス、
雰囲気づくりや全員での歓待精神の表現には
日々、進化・向上は尽力してきましたが、
あるお客様の誕生日のお祝いで、
お客様と内密な打ち合わせをして、
彼女さんをサプライズで喜ばせる計画を。
今とは比べられないほど内容は至らなかったのですが
私の想像を超えてお客様は感涙し、
お帰りのドアを閉めるまで感謝されました。
まわりのお客様もあたたかい笑顔で見守って下さり、
私自身もこれまでにない嬉しくもあり、
心あたたまる達成感で満たされていました。
お祝いの専門家的なレストランへと
もともと私は社内でも人として
「ありがとう」「ごめんなさい」
を心から、いつでも伝えられるチームづくりを
そして「思いやりの心」
大切にしてきました。
お祝いという行為自体が思いやりある行為です。
そして、通常の食の時間でお喜びいただくことは
もちろんですが、
お祝いのある食の時間を過ごされたお客様の
心と心があたたかく繋がっていく様子や、
お祝いする側のお客様も、
お祝いされる側のお客様も、
その光景を目にしているお客様も、
そして、私たちクルーも、
CAPANNA全体があたたかい空気感で
包まれていく感覚や、
あたたかい笑顔の連鎖、
お祝いされたお客様の喜びや感涙。
これらは食の時間の中でお世話できる
幸福感MAXなことだと感じます。
食堂のように、
ただ食べて帰るレストランではなく、
この慌ただしい世の中で、
外食という、人と人が向き合って、
食を楽しむシーンに、
もっともっとお祝いの幸福感を。
そして、もっともっと多くの方々が
心と心が繋がれるシーンや時間を。
2014年のお祝いは年間1089組
気が付けば、こんなにも多くのお客様に
お祝いある食の時間をお過ごしいただきました。
私はレストランの仕事に誇りを持っています。
私たちが創り上げる
ここにしかない料理やサービス、
雰囲気づくりや歓待精神の表現で、
食の時間を通して多くの方々を
楽しませたり、和ませたり、
心を込めれば喜んでいただけるのです。
人を喜ばせて、お客様から感謝していただきながら
精神的報酬と共に、変な言い方ですが、
金銭的報酬までいただけるのです。
その中でも
お客様の喜びや幸福感が最も大きいのが
お祝いのある食の時間なのです。
25周年を間もなく迎え、思うのです。
「食の楽しさ」と「お祝いの幸福感」
をもっともっと、進化・向上していこう、と。