追い続けたいレストラン

投稿日時:2013/11/25  カテゴリー名:ブログ

私は昔も今も
海が大好きです。

大学時代から
まとまった休みが
とれた頃は
沖縄や離島、
グアムやハワイなど
リゾート地の
美しいビーチが
大好きです。

そこに居るだけで
心が洗い流されていくようで
何時間でも居られます。

時間があまりない時には
七里ヶ浜、由比ヶ浜、
材木座、葉山や長者ヶ崎に
海を見に行きます。

悩んでいる時には
夜でも海に行きます。

そして、嫌煙家の方々には
申し訳ありませんが、
海とコーヒーとタバコがあれば
何時間でも波を見ています。

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鎌倉の方から134号で
葉山方面に。
葉山の御用邸を越えて
長者ヶ崎を越えて
更に南下して行くと
秋谷という場所に、
まさにビーチにたたずむ
一戸建てのレストランがあります。

木造りの2階建てで、
1Fはカフェ、
2Fはレストランです。
2Fからは
まさにビーチ直結のように
海の広がりが見え
夕暮れ前なら
遠くに江の島が見えるのです。

そのレストランはDonさんです。
ビーチ直結だから良いと
思っているのではありません。

およそ、イタリアンを中心とした
地中海料理だと思いますが、
しっかりとした技術をもとに
大切に、心を込めて
つくっている料理だと感じます。
美味しいのです。

そして、働いていらっしゃる方々も
とても温かい雰囲気を大切に
していらっしゃることが、
空気感として伝わってきます。

とりわけ、シェフの方は、
とても頻繁にホールにいらっしゃり、
ゲストの方々、1テーブルごとに
とても、やわらかい雰囲気で
ゲスト同士の雰囲気を壊さないよう
心地良く、スーッと会話をされるのです。
その絶妙な心地良さは
ホールの方々をしのぎます。

何度か、Donさんに伺いましたが、
そのシェフの方がいらっしゃらない時も
ありました。
だから、感じるのですが、
そのシェフの方がいらっしゃるだけで、
料理一皿一皿への丹念さや、
店内のあたたかい雰囲気が
各段に上がることを感じます。

シェフでありながら、
最も、あたたかいサービスマンで
いらっしゃるのです。

私は134号を
よく車で流しますから分かるのですが、
海沿いのレストランは
私が大学の頃から25年、
続いているところはありません。
夏は人が集まりますが、
その他の季節に苦戦するのでしょう。

でも、Donさんは
もう35年も続けていらっしゃいます。
冬の平日でも、
ある程度のお客様で賑わっています。

ロケーションだけでは到底難しいのです。
その中に、働く方々の
あたたかい心が
美味しい料理にも、
やさしいサービスにも感じるのです。
本物だと思います。

そこに、
あのロケーションですから、
長年のファンの方々が多いことも
うなずけます。

私どもCAPANNAも
今、24年目です。
Donさんのようなロケーションがない代わりに
店内にリゾート地で過ごしているかのような
雰囲気を創り込んでいます。

それは、ただ単に
私が海を好きなだけではありません。
誰でも、リゾート地に行けば
心も開放的に、
ゆったり、のんびり、
時間も場所も忘れて過ごせるからです。

そこに、Donさんに追いつき、
そして、追い越せるような
あたたかい心のある
「おもてなし」の精神を、
アロハシャツを身にまとった
サービスクルー全員に、
初めて味わう美味しさに
出会える南欧風料理を、
一皿一皿大切につくる
キッチンクルー全員に、
いつもチーム全員で共有し、
ゲストの皆様を
チーム全員からかもし出される
あたたかい空気感で
包んで差し上げたいのです。
Donさんのように。

いつしか、Donさんに追いつきたい。
そして、追い越したい。
それは、クルー全員の心の向きが
「ゲストの皆様にゆったり、のんびり、
楽しんでいただきたい。
癒して差し上げたい。」
という方向で、強く揃うことを意味しています。

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CREW of CAPANNA

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