心は尽くしても申し訳なさ過ぎる初めてのウエディング
投稿日時:2013/10/12 カテゴリー名:エピソード
およそ20年前
CAPANNAは行列を
つくり始めていました。
CAPANNAという店名も
少しは地域の方々に
知られるようになりました。
そんな時期に
「どうしてもCAPANNAで
ウエディングをしたい」
というご希望のゲストが
いらっしゃいました。
今では
挙式・披露宴や
パーティーウエディング
ウエディング2次会パーティー
をしっかりとした内容で
お喜びいただいている
CAPANNAですが、
当時はCAPANNAで
ウエディングなど
考えたこともない時期でした。
ウエディングに
必要なアイテムも皆無で
最初は丁重にお断りしました。
それでも、そのゲストは
CAPANNAに思い入れを
持っていただいているらしく、
半ば強引に
お引き受けすることとなりました。
思い出しても
申し訳なく、恥ずかしい
部分ばかりでした。
今は、ほとんどの
ウエディングアイテムがあり、
ウエディング系業者さんとの
提携もしているのですが
当時は、その全てがありません。
ご入場時にキャンドルサービスを
ご要望されました。
それなのに、当時は
普通のロウソクに
新郎新婦様お2人で持ち
点灯させるアイテムが
市販のチャッカマンでした。
Oh My God !
ウエディングケーキも小さく
お2人で持つケーキカット用の
ナイフが、キッチンの包丁でした。
Oh My God !
それなのに
チャッカマンや
包丁に
立派なリボンだけは
飾りつけていました。
マイク&アンプも
当時はなかったので
クルーの自宅から
持って来てもらった
カラオケ用の有線マイクでした。
やたらとエコーが効き過ぎていました。
いくらCAPANNAを
気に入っていただいていた
とはいえ、
あの状況で
よくやっていただいたと
今、心底思います。
思い出すだけで
申し訳ない気持ちで
胸が痛くなります。
その後もCAPANNAで
ウエディングを、
というゲストが増え
回を増すごとに
CAPANNAの
ウエディングは立派なものに
進化していきました。
20年前の新郎新婦様
本当に申し訳ありません。
出来ることならば
もう一度
やり直させて下さい・・・。
WEDDING of CAPANNA