小さなディズニーランドを目指して

投稿日時:2013/10/05  カテゴリー名:ブログ

ディズニーランドを
引き合いに出すのは
おこがましいですが、
私はディズニーのような
メルヘンな異次元をつくりたいのでは
ありません。
ディズニーランドのゲートをくぐれば
別世界に来たかのような錯覚に
皆さん陥ることと思います。
私は、その部分にこだわり続けて
いるのです。

誰でも、リゾート地を訪れれば
いろいろなことも忘れて
気分も開放的に
心もゆったり、のんびりに
なると思います。

CAPANNAの窓の外には
美しい夜景も、ビーチも
ありません。

だからこそ、店内に
リゾートをつくり込むのです。

ヤシの木でいっぱいの
ホールやウッドデッキテラス。
夜にはヤシの木には
たくさんのイルミネーション。

いたるところにあるディスプレイは
ニューカレドニアから直輸入した
サラッサラの白砂と
様々な貝殻や木製品。

80インチスクリーンでは
2週間ごとに変わる
ニューカレドニアや
モルディヴ、タヒチの
美しいビーチを眺めながら。

まったりとしたボサノヴァ風に
アレンジしたカフェ系BGM。

でも、それだけでは
足りないのです。

そんな雰囲気の中、
イタリアンやフレンチの
確かな技術をベースに、
日本人が自然と美味しいと
感じられるよう絶妙に
アレンジした南欧風料理たち。

大切なのは、美味しい、
だけではなく
CAPANNAでしか
食べることの出来ない
初めて味わう美味しさに
出会える料理たちであること。

そして、アロハシャツを
身にまとったサービスクルーたち。

心から全てのゲストに対して
平等に、心からの「おもてなし」を。

星の数ほどあるレストランの中から
CAPANNAをお選びいただいた
感謝の気持ちを真心に込めて
ゲストがドアを開けて入ってから
ドアを開けてお帰りになるまでの
食の時間を、一組一組、
一人、一人、
必ず、ゲストに合った
「とっておきに楽しい食の時間」に、
と接するサービスクルー。

これらを、いつも進化・成長
させながらも、
また、これでは足りません。

仕上げに必要なのは、
サービスクルーも
キッチンクルーも関係なく
チーム全員で、
CAPANNAをお選びいただいた
ことへの感謝の気持ちと、
チーム全員で、
「絶対に楽しい食の時間」を
全てのゲストに過ごして
いただきたい!
という精神で、
チーム全員の心の向きが
揃うこと。
一人残らず。

そんな時、
内装やディスプレイでは
つくり得ない
ゲストの皆さんへの
あたたかい空気感が生まれ、
ゲストの皆さんを包み込みます。

それらが全て揃い、
そして常に、それを
進化・成長できれば・・・。

訪れるゲストの皆さんは
きっと感じていただけます。

本当の意味で、
リゾート地で過ごしているような
安心して、のんびり、ゆったり
食の時間を楽しめるのです。

時間や、場所さえ、忘れて。

そして、
たった数時間の食の時間でも
お仕事や家事でお疲れの
ゲストの皆様が
少しは心のエネルギーが
充電できるようなレストランに。

そんな意味で
小さな、小さな
ディズニーランドを
目指し続けているのです。

DSC_5396

CAPANNA in RESORT

Pagetop